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バッテリーについて

電動アシスト自転車には、電気を蓄えるバッテリーがあります。

携帯電話と同じで、このバッテリーに電気を充電して電動アシスト自転車を動かすわけです。 当然ながら、バッテリーが切れると電動自転車のアシストが利かなくなります。

充電は、家庭用の100Vで出来ます。

電動アシスト自転車のバッテリーの種類

電動アシスト自転車のバッテリーは、メーカーや機種によって違いますが、主に以下のものに分けられます

  • 鉛酸バッテリー
  • ニッケル水素バッテリー
  • リチウムイオン・バッテリー
  • どのバッテリーの電動アシスト自転車がいいかというと、用途や、使用環境、また購入資金の問題などあるので、 一慨にはいえませんが、ニッケル水素バッテリーとリチウムイオン・バッテリーのものが一般的だといえるでしょう。

    鉛酸バッテリ

    鉛酸バッテリーは、正極(陽極板)に二酸化鉛、負極(陰極板)には海綿状の鉛、 電解液として希硫酸を用いた二次電池です。

    ・・といってもよくわからないですよね(^^;

    特徴としては、他のバッテリーに比べて大型で重いということがあります。

    あ、二次電池とは、蓄電池、充電式電池と同じ意味で、充電することで電気を蓄えて電池として使え、また繰り返し使える電池のことです。

    電動アシスト自転車のバッテリーとしては中国製のフル電動自転車に使われているようですが、 このタイプの電動自転車はそのままだと公道を走れなかったりするので注意が必要です。

    ニッケル水素バッテリー

    二次電池の一種で、正極に水酸化ニッケル、負極に水素吸蔵合金、電解液に濃水酸化カリウム水溶液を用いたもの、だそうです。 やっぱりよく分かりませんね(^^;

    1990年以降に、それまでよく使われていた二次電池のニカド(ニッカド)電池に代わって普及してきたのが ニッケル水素・充電池(バッテリー)です。 ニッケル水素バッテリーは、ニカド電池の2.5倍の電気容量と、カドニウムを使わずに環境に優しいとこなどが特徴です。

    あと、バッテリーとしての安定性も高いです。 携帯電話などにもよく使われているリチウムイオンバッテリーは粗悪品だと破裂したり、熱をもって発火したと いうニュースを聞いたことがあるかもしれませんが、ニッケル水素バッテリーでは聞きませんね。

    もうひとつ、価格が安いというのもニッケル水素バッテリーの長所ですね。

    よくいわれるニッケル水素バッテリーの短所としては、

  • 自然放電が多い
  • 継ぎ足し充電を繰り返すとバッテリーの容量が減っていってしまう
  • というのがあります。

    継ぎ足し充電を繰り返すことにより、バッテリの容量が減っていく現象のことをメモリ効果といいますが、 この現象のため、ニッケル水素バッテリーの場合は電池を使いきってから充電するようにいわれています。

    メモリ効果が起こってバッテリーの容量が減ってしまっても、リフレッシュ機能がある充電機であれば、 電池を強制的に使いきらせてメモリ効果から復活させることができます。

    ただ、やはり強制的に放電させるのでバッテリーに負担をかける(つまり寿命が短くなる)といいますし、 電池を使いきってから充電しないといけないので、この点はちょっと面倒だとはいえるかもしれませんね。

    あと、自然放電が多いので、バッテリーを外して置いておいても電池の残量は減っていきます。

    普段、電動アシスト自転車をあまり使わない人だと、いざ乗ろうとしたときにはバッテリーの残量がない、 なんてこともあるかもしれませんね。

    電動アシスト自転車としては、例えばサンヨー 電動ハイブリッド自転車:エネループバイクCY-SPH227(K) CY-SPH227(K) (←お手頃価格で人気!)などのバッテリーとして採用されています。

    リチウムイオン・バッテリー

    リチウムイオン・バッテリーは、非水電解質二次電池の一種で、電解質中のリチウムイオンが電気伝導を担う二次電池、です。 正極にリチウム金属酸化物を用い、負極にグラファイトなどの炭素材を用いるものが主流、だそうです。

    リチウムイオン電池、リチウムイオン二次電池、Li-ion電池ともいいます。

    特徴としては、

  • 高価である
  • ニッケル水素バッテリーに比べて小型で軽量
  • 継ぎ足し充電ができる
  • ニッケル水素バッテリーに比べて寿命が長い
  • などがあります。

    リチウムイオン・バッテリーは高価です。 このせいで、電動アシスト自転車も、ニッケル水素バッテリーを使っているものと、リチウムイオン・バッテリーを 使っているものでは、価格が1〜3万円くらい差があります。

    また、リチウムイオン・バッテリーは同じ容量なら、ニッケル水素バッテリーに比べて軽量で小型といえます。

    そして、これが一番の特徴だと思いますが、継ぎ足し充電が可能です。

    リチウムイオン・バッテリーは、メモリ効果がないので、継ぎ足し充電(使い切らずに充電)しても、バッテリーの容量が減るということは ありません。 毎日、使い終わったらフル充電、というのも可能です。

    寿命もニッケル水素バッテリーより長い、といわれています。

    ただ、リチウムイオン・バッテリーでも、粗悪品だと破裂したり熱を持って発火した、などという話があります。 これは、メーカー不良の他リチウムイオン・バッテリーに衝撃を与えたり、高温の場所に放置していたり、ということなどが原因らしいですが、 大手メーカー製はこれらの点にしっかり安全対策をとっているので、通常、普通に使っている限りはまず大丈夫です。

    ただ、保存は温度の低い場所にするとか、強い衝撃をバッテリーに与えない、などの配慮は必要ですね。

    リチウムイオン・バッテリーの電動アシスト自転車としては、例えば

    リチウムイオン・バッテリーを採用した電動アシスト自転車

    などがありますが、人気商品の多くはこのリチウムイオン・バッテリーを採用していますね。

    バッテリーから電動アシスト自転車を選ぶポイント

    バッテリーの種類から、電動アシスト自転車を選ぶのも一つの方法です。

    ポイントとしては、

  • 価格
  • 重さ
  • 使用頻度
  • ですね。

    価格でいえば、ニッケル水素バッテリーを使った電動アシスト自転車のほうが安いです。 しかし、ニッケル水素バッテリーのほうが重量も重く、大きさも大きいので、充電の際の持ち運びはリチウムイオン・バッテリーのほうが楽です。

    また、ニッケル水素バッテリーは使い切ってから充電しないといけませんが、リチウムイオン・バッテリーは継ぎ足し充電ができるので、たとえば通勤や子供の送り迎えなどで毎日使う方や、 一回の使用で、比較的長い距離で使用する人はリチウムイオン・バッテリーの電動アシスト自転車のほうが、その都度充電できて便利です。 リフレッシュ機能(バッテリーを使い切った状態にする機能)がついていれば、ニッケル水素バッテリーでもそのつど充電できます。

    たまにしか電動アシスト自転車を使わない人なら、ニッケル水素バッテリーの電動アシスト自転車でも十分だと思います。

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